沙東すず

以前はメレ山メレ子という名前で「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログを書いていました

昆虫英才教育がすごい!夢の保育園を見学した

いまや他人事のようにおぼろげな記憶なのだが、幼稚園を登園拒否したあげくに転園したことがあります。 毎日のようにある知育っぽいテストが嫌だった。説明を聞いていないからエンゼルフィッシュの形の厚紙を台紙のどこに貼ったらいいかわからず、かといって…

「大トンボ展」で、大空の覇者・トンボの魅力に酔いしれる

「俺が大空の覇者だ!」 ここ数日、関東ではやたら夜が涼しくなり、センチメンタルな秋の気配。秋の虫といえば、鈴虫などの鳴く虫とあわせて、田んぼに群れて飛ぶトンボなどを思い出す方も多いのでは?わたしも小さいころ、ドブ川の土手で大量の赤トンボを口…

「星の王子さま」に出てくる怪樹・バオバブの並木道で、カメレオンの押し売りを受ける

この7月にマダガスカルに行ってきた。行ってきたと書いてよいのか、本当はよくわからない。今でも行ってきた実感がないのは、あまりに遠すぎるからか、はじめて旅先で体調を崩してゲロを吐いたりしていたからか、風物が今まで行った場所と違いすぎたのか…た…

7/24(火)「顔の見えるインターネットナイト!」に出ます

【2012.08.18追記】公開インタビューでお話した内容を、記事にまとめていただきました!ASCII.jpにて公開されています。 古田雄介の“顔の見えるインターネット”特別編 ― 第1回 「責任の取れる範囲で出ていきたい」メレ子さんの距離の取り方 コンニチハー!み…

虫を愛でる人々とハイセンス虫グッズの祭典「虫愛ずる一日」体験レポート

6/16発売の隔月刊タウン誌「おおいたCONKA 7・8月号」に載っています。「もっと撮りたい大分写真」という特集で、昆虫写真の担当(担当?)としての登場です。これまでに撮った昆虫写真をセレクトしたものでページ構成していただき、昆虫ひいては昆虫写真の…

今週末、アーツ千代田に虫愛ずる人々が集結!

▲DMからすでにかわいさ致死量やデー すでにツイッター等でお知らせしておりますが、6/16(土)に3331 Arts Chiyodaにて「虫愛ずる一日」なるプログレッシブなイベントが開催されます。わたしはトークショー(聴講は要申込)のパネリストのひとりとして参加す…

新宿から30分!緑豊かな丘陵とアートと古民家が一堂に会する「生田緑地」に行ってきた

L・O・V・E・春☆ イヤッホーイ!唐突ですが皆さんに質問があります! 新宿から30分の場所に、丘陵歩きと生きもの豊かな森林とせせらぎとアートと古民家が一度に楽しめるパラダイスがあることを知っていましたか? 1.知っていた 2.今知った 1の方にも2の方に…

今春はGWが見納め!山じゅうが春色に染まる桃源郷「 花見山」

「なに?花見はもう済ませた?寝言は大概にしてくれ。朝から出張って敷いた見苦しいブルーシートにダウンジャケットを着てちぢこまり、冷えたカラアゲとプラカップの発泡酒。弾まない会話から逃れようと目線を上げれば、季節進行の遅れによる驚異のゼロ分咲…

海の宝石のような水族館「アクアマリンふくしま」に行ってきた

3月中旬に、3泊で福島に旅行に行ってきました。会津若松や大内宿などをまわりましたが、いちばん気になっていたのが水族館「アクアマリンふくしま」です。ご縁があってバックヤードまで案内していただき、興奮でいつにもまして長い日記になってしまいまし…

シンガポールで、スパイスたっぷりのローカルフードと未来都市の夜景を楽しむ

オープンしたての「沼津港深海水族館」へ。目と舌で深海魚を味わうワンデートリップ

「みんなシーラカンスのことを生きた化石生きた化石って言うけれど…生きた姿をおがむ機会が一生ないのなら、どれだけ前から同じ姿で生きているとしても、わたしにとってはシーラカンスは生きてないのと同じでは?」 冷え性に悩まされるあまり、そんな厭世的…

ミュンヘンの小さな聖堂「アザム教会」のバロック濃密空間に圧倒される

世界最大のビール祭「オクトーバー・フェスト」で有名な南ドイツの街・ミュンヘンに、仕事の出張で一週間ほど滞在しました。はじめてのヨーロッパ!はじめてのドイツ!はじめての海外出張!と舞いあがり、時間の許す限り観光してしまった…中でもいちばん印象…

ボルネオ家族旅行・テングザルを探すマングローブクルーズ

巨大な食虫植物に消化されるブロガー今年の夏休みは、父・長姉・次姉といっしょにボルネオに家族旅行に行ってきました。お父ちゃんをはじめての海外に連れて行こうという企画でしたが、ついでに昆虫の写真なども、フフフ…との欲目がたたり、上の写真のように…

チョウの異常発生と、毛が異常発生した犬を見てきた

今年の6月、人知れず青森でとんでもないことが起こっていました…「アカシジミ」というチョウの大発生です。山の稜線をぼやけさせる勢いの小さなシジミチョウの群れは、もはやホラーでした。ひょんなことからチョウの専門家に同行し、この貴重なイベントを目…

「旅」で角田光代さん・酒井順子さんと特別鼎談しました!/むし旅は奇祭「くも合戦」

「旅」創刊1000号に二度も登場する不穏な存在となっています 旅 2011年 11月号 [雑誌]posted with amazlet at 11.09.20新潮社 (2011-09-20)Amazon.co.jp で詳細を見る新潮社「旅」の9月20日発売号はなんと創刊1000号目!実は「旅」は、1924年に日本旅行文化…

鹿への呪詛がつまった奈良フォトブックの作りかた(DreamPagesモニターをやりました)

メレ子さんがフォトブック作りに挑戦! 奈良県ガイドブックを作ってみた - はてなブックマークニュース 上の記事にありますとおり、DNP(大日本印刷)DreamPagesさんの広告企画で、フォトブック作成のモニターをさせていただきました! イラストも載せられる…

この夏、タイでゾウに乗って森の王様になるのはどうか?

「ワイはアホや!アホの王様や!」 みなさん、夏休みの予定はお決まりでしょうか?わたしは例によってはげしくキメていて、父と姉といっしょにボルネオで野鳥とか昆虫とか観察する予定なのですが、まだお決まりでないという方はタイでゾウに乗るというのはい…

新連載「むし旅JAPAN」と、オリジナル虫ブローチ発売のおしらせ

新潮社「旅」で、人と虫とのあやしい関係にせまるホッコリ連載「むし旅JAPAN」はじまります! ピンポーンピンポーンポポポポーン メレ子「こんな時間にだれかな?」 ゲリラ「こんにちは〜 サ川急便(サはサパティスタ民族解放軍のサ)です〜」 メレ子「ギャ…

キリシタンの島で、宝石みたいな天主堂群とかわいい休火山をめぐる

▲貝津教会のステンドグラス 五島列島は長崎市の西100kmに位置する島々です。釣りや自然が豊かなので有名なところですが、キリシタンの歴史とも深い関わりがあります。キリスト教は当初は領主の庇護下、最初こそジャンジャンバリバリで根づいたものの、豊臣秀…

本日6/15発売のBRUTUS「娯楽のチカラ」特集に対談掲載されています

「インターネットの娯楽…それは殴り合いと見つけたり!」 「ごふッ」 BRUTUS (ブルータス) 2011年 7/1号 [雑誌]posted with amazlet at 11.06.20マガジンハウス (2011-06-15)Amazon.co.jp で詳細を見るブルータス公式サイトより 安全ちゃん×メレ山メレ子×伊…

弥生時代の眠らない街・壱岐の守り神が猛々しすぎる件

ゴールデンウィークは6泊7日で「長崎・ガチな島めぐり」を敢行しました。壱岐・対馬、五島列島、軍艦島にも次々と渡り、海外に行くよりだいぶサイフに痛い旅行となりました…(ペーパードライバーだから) 初回は九州の北の玄界灘にある壱岐島特集です。大陸…

ここ一年で旅ブロガーを通り過ぎた7つの水族館たち

▲八景島シーパラダイスにて 写真を整理していて「そういえば2010年度はそこそこ水族館に行ったなー…水族館にはあまり年は関係ないだろうしましてや会計年度で紹介する意味はゼロだが、それぞれ特色豊かな水族館たちの写真をデジタル虫干ししたい!」と思い、…

ビッグイシュー日本版・3/1号の「虫目! 今様、蟲愛づる姫君たち」に登場してます

まだ寒いけど、猫柳がニャーと鳴く春ですね〜 3月6日の啓蟄にあわせ、雑誌「THE BIG ISSUE JAPAN」の昆虫特集でインタビューしていただきました。 ビッグイシュー日本版 | 最新号 3月6日は、春の暖かさを感じて冬ごもりの虫が出てくる啓蟄。虫は3億年という…

日本軍が築いた鉄道に乗って、トラと僧侶の暮らすお寺「タイガーテンプル」に行ってきた

もう言葉はいらない!コレをやりたくてタイにあるトラのお寺「タイガーテンプル」に行ってきました!(いらんと言ったその口で、以下執拗に語ります)

自転車で行くアユタヤ・廃寺を賑わす動物たちに会った

バンコクから60kmの郊外に位置する古都・アユタヤに日帰りしました。自転車で巡れるアユタヤ遺跡群は予想以上に粉ッゴナのゴナだったのですが、廃墟にはハチ・鳥・犬などいろんな生き物が暮らしていてにぎやかでした!タイの鉄道もなかなかワイルドだった… …

バンコクのハイテンション寺めぐりと、虫屋台の虫実食レビュー

「寒いのとかもうたくさんだ!やってらんねえよ!」と憎まれ口を叩きながら、冬休みはバンコクに逃亡しました。毎朝ホテルから出るときには「ほんとに外は常夏なのだろうか…?上着はいらんのかね?」と身構える気持ちでしたが、タイはほんとに常夏と微笑みの…

東京湾をカモメフェリーで渡って、千葉の大仏に日帰り遠足

ヤッホー!唐突ですが皆さん、東京から日帰りでこんな絶景を目にしたくありませんか?今日ご紹介するのは、京急で久里浜まで行き、フェリーで東京湾を渡って千葉の鋸山に登るコース。電車・フェリー・ロープウェイ・大仏・廃墟・そしてカモメの大群などなど…

朝摘みのつぼみで作る高級茶・「ハス茶」の製茶風景はミツバチのゴールドラッシュだった

↑ハス茶を作るベトナムのおばちゃん達の横で、異国情緒溢れる土地に来た高揚感から狼藉がとまらないイエローキャブ 7月に行ったハノイ、蝶の大群にまみれたり雷魚を食べたりと思い出は尽きませんが、最大の目的は夏だけのイベント・ハス茶作りを見学すること…

人気列車「ゆふいんの森」号で、日本一ハイジなブランコを訪ねる

こんにちは。先日ちょっくら実家の大分県別府市に帰省してきました。実は数ヶ月前に電話で「今さら言いにくいんやけどさァ…ちょっとブログ?日記?っちゅうのをやっちょってさ、まあそこそこ有名になって本とかも出さしてもらってさァ、あとモジャモジャの犬…

ハノイ街歩きスポットまるごと紹介 〜 フルーツたっぷりのシントーを食べながら市場めぐり

こんにちは!ハノイの町を歩きたおした話を書く前に、自慢話をひとつさせていただいてもよろしいでしょうか?言っときますけど「メレ子二時間しか寝てないんだよねー」みたいな不幸自慢ではなくて純度100%のピュアーな自慢ですよ!なにをこんな盛り上がって…