メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

彼氏日記またはおいしい肉じゃがの作り方

今日の講師は「最近一番うれしかったことは近所にshop99ができたことです」という庶民派料理研究家、メレ子先生です。


1.鍋に油をひいて肉を炒めます。 彼氏がなにか手伝おうと後ろでうろちょろしています。付き合いたてのほほえましい光景ですね。


2.肉に火が通ったら、たまねぎ、にんじん、じゃがいもを順番に炒めます。糸こんにゃくを入れないなんて信じられない!と彼氏が騒いでいます。無視してじゃがいもを投入。彼氏が「じゃがいもの角をとってから入れないと煮崩れちゃうよ」といっぱしの口をきくのでだんだんむかついてきます。じゃあアンタが作ればいいじゃん…。


3.油がなじんだらだしを加え、アクをていねいに取り除いている間にも、彼氏はぶつぶつ言っています。「うちではいつもこうなのに…」の一言であなたの心にも苦いものがわいてきます。 死ぬまでお母さんの料理食いよったらいいやん!


4.口論はどんどん強火になっていますが鍋を弱火にして砂糖、酒、みりんを加えます。


5.5分ほどしたらしょうゆを加え、野菜が柔らかくなるまでゆっくりと煮ます。すこし反省したようすの彼氏にも言い含められ、慈愛の心がよみがえってきます。久しぶりに会って手料理をごちそうするのにケンカはいけませんね。面取りのことでけんかしてしまいましたが、夜は乱取りになるかもしれません。


6.味が浸み込んだら、器にとって湯がいた絹さやを散らします。緑が映えておいしそうですね。


7.食卓につき、いただきますを言いましょう。一人前のお膳を見て彼氏などいないことを思い出すかもしれませんが、ひるんではいけません。すこしほろ苦い味がするのは気のせいです。