メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

窓越しの恋

近所の閉鎖的で貧相な店構えの花屋に猫がいるのは前々からチェックしていたんですけど(蘭の鉢植えの間から写真がベタベタ貼ってあるのが見える)、今日やっと会うことができた。胸と足が白くて、あとはグレーのとら縞の猫です。顔と足はちょっと細長いですが体格はなかなかリッパなその猫に、ガラスの引き戸ごしに「ナー」と言うと、尻尾がピキーンと立ったと思うやガラス戸に頭ごとガスンガスンとぶち当たって来るのだった。そのパッスィヨンにメレ子はすっかりヤられてしまいました。ぶち当たる合間に足袋夫(仮名)が植木鉢にクネクネ身体をすりつけたり、その赤らんだ鼻を見るに、足袋夫もメレ子にホの字なのは明らか。ガッスーン「メレ子が好きだー」ガッスーン「死ぬほど好きだー」
足袋夫、せっかく会えたのにね…ひと目で運命を感じたっていうのに、この扉を開けることはかなわないの(花屋に人がだれもいないから。花を買う気がないから。戸を開けて足袋夫が飛び出したら責任とれないから…)。それにね、メレ子来週にはお引っ越ししてしまうのよ、遠い街へと。だからもう会えないの。足袋夫、あなたはいっぺんあたしを棄てたのよ…。

でんきくらげ [DVD]

でんきくらげ [DVD]

回転ベッドってはじめて見ました。目がまわりそう。