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メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

藤子・F・メレ子、街にいく1

生活

ホットペッパーに「アットホームなお店だヨ」と書いてあった美容院に行ってみたら、八畳くらいの店内に美容師さんが一人だけ待っていてたしかにアットホームだった。恋空やPLUTOがおいてある中から、京都ガイドブック→non-no→東野圭吾と読みすすめたが、東野圭吾はちょっと読み終らなかったので最初から東野圭吾にしておくべきだった。集中して読んでいたのでカラーとカットの間ほとんど会話はしていない。はじめに東京から引っ越してきたばかりだから道に不案内だけどすぐ来れたという話と、まだぜんぜん観光地には行っていないという話と、かゆいところや洗いのこしはないという話をしただけだ。新しい美容院ということで質問攻めにあうことも想定していたので快適だと思ったのだけど、おわりの方になって
「東京の人はみなさんあんまり美容院でしゃべらないですか?」
と訊かれたので、美容師さんは会話が少ないことを気にしていたのか?とこちらも勘ぐることになり気まずさをおぼえた。訊かれたことにはわりと愛想よくこたえたつもりだったのに…。こっちからも話を広げたり質問しかえしたりすることが求められているのだろうか。メレ子の友達みたいに美容師さんの弟妹を紹介してもらって男女交際するといったようなそういうことが…。
この街でもはやく見つけたい、メレ子にピッタリの美容院。ふかふかの椅子にかけるなりひざに猫をのせてもらって、そのうえにモルモットをのせてもらう。美容師はカットしながら2chのオカルト板と大手小町から厳選したとっておきのネタを流れるようにそらんじ、カラーの薬液が浸透するのを待つ間にはりんご飴を手ににぎらせてくれる。そんな美容院なら坊主にされてもかまいません。