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メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

和歌山・那智勝浦で獲れ獲れまぐろの朝競り市見学

写真 外出

こんにちは!和歌山県に行って壮大にリフレッシュ(フレッシュだったことが一度でもあるのかと問いたいですが、内心の問題)してきたメレ子です。和歌山県は「東京から一番遠い県」と言われたこともあるらしい。大阪の天王寺から勝浦まで特急で三時間半かかるのでたしかにちょっと遠いかもしれません。しかし

  • みかんが安くておいしい
  • 世界遺産熊野古道熊野大社平安時代コスチュームプレイ
  • 那智勝浦でまぐろの競りを見学した後、新鮮な海産物を食べまくる
  • みかんが安くて甘い
  • 遊覧船で名勝をめぐったあと、入り江でシャチとイルカショーを楽しむ
  • みかんがおいしすぎる

等々、スケールの違う旅を楽しめるので損はさせませんよ!
熊野・勝浦200712
熊野大社がある那智山のお膝元、那智勝浦町はハエナワ漁による生鮮まぐろ水揚げ量が日本一であり、土曜を除く早朝に毎朝セリ市が行われるのだそうです。朝六時半にまだ真っ暗な町を抜けて漁港に急ぎます。
熊野・勝浦200712
キャー!まぐろがいっぱい!「メレ子殺すにゃ刃物はいらぬ まぐろ一匹あればよい」と気持ち悪い歌を口ずさんでしまいそうです!
熊野・勝浦200712
自分が死んだことにも気づいていないような顔をしているとれとれマグ子たち。閨房であまり積極的でない人と、この状態のまぐろさん達を結びつけて揶揄する向きもあるようですが、少なくとも那智勝浦のまぐろさん達は消極的なイメージとは無縁ですよ…。
熊野・勝浦200712
まぐろさんというとわたくしが思い出しますのは、わたくしが直接目にしたわけではないのですが、大学の新聞に学生を紹介するコーナーとかありますよね。それに載った女性が「わたしって、動物に例えるとまぐろって言われるんですよね〜」とインタビューに応えていたという話です。きっと…泳ぐのをやめたら死んでしまうというその行動力とかの話だと思います。閨房で恋人に言われた発言では断じてないと思います。
熊野・勝浦200712
それにしても無防備すぎる発言…カマボコはおトトなのってレベルじゃねーぞ!しかし「わたしって動物に例えると媚びない猫って感じかな〜(笑)」と言っちゃうのよりだいぶ好感が持てるので、見も知らぬ彼女の幸せを願ってやみません。
熊野・勝浦200712
競り市というともっと怒号が飛びかい殺気立っているイメージでしたがわりと淡々としています。見学の人もそんなにいないので、まぐろをつついたりかぶりついたりしなければ怒られずに写真を撮ったりできる雰囲気です。
熊野・勝浦200712
まぐろにも何種類かあるようですが、この平たくて長い魚はカジキ系のような気がします。
熊野・勝浦200712
この胸びれが長いのはビンナガマグロでしょうか。宿の人は「最高級の黒マグロは黒光りしててほんとに綺麗だ」と言っていました。黒マグロは3メートルにもなり、味も最高で「黒いダイヤ」と言われるそうですが…黒マグロや石炭のよさは、ダイヤの価値の高さよりも納得がいくものなので、よいものを例えるときにダイヤを持ち出す必要はありませんよ!
熊野・勝浦200712
この赤いところに値段を書いた紙を持っていくと入札できるようです。わたしも男たちに高値で競り落とされたいのですが、やはりその辺のドブ川で回遊してきた女では無理らしい…。
熊野・勝浦200712
扱いでいうとこっちのサメのほうが近い。フカヒレっていうと高級なイメージですが、ヒレは一山いくらで固められています。地元民に「サメがいた!」って言ったら「あんなのが珍しいかねwwwサメ(笑)」って言われたし…。まぐろが閨房で消極的になりがちな女性だとすると、こっちは閨房に誘うことに消極的になられがちな女性みたいな!
熊野・勝浦200712 熊野・勝浦200712
しかもよく噛みつくので危険ということで頭も水揚げ時点で落とされてるあたりに親近感。胴体は肝油にされるそうです。
熊野・勝浦200712
寄生虫みたいなのがついている。サメも「海の王者とか思ってたけど案外はかないよね…でも死んだことに意味があるとすれば、あの変な虫に吸血されるかゆさから逃れたことかな」って天国で言っていることでしょう。
熊野・勝浦200712
サメに夢中になっているすきにも競りはどんどん進んでいます。まぐろを扱う用に特化されたツールがかっこいい…。あの道具でまぐろを引っ張って町を歩けば、町中の猫がニャーニャー(訳:好きすぎて頭がおかしくなっちゃいそう!)言いながら追いかけてくるに違いない。
熊野・勝浦200712 熊野・勝浦200712

熊野・勝浦200712
夜が明けて臓物狙いのトンビやカラスが騒ぎはじめました。
熊野・勝浦200712
熊野・勝浦200712
熊野・勝浦200712
朝陽をうけてまぐろが黄金色に輝きだすさまはなんともありがたく、拝みたくなるような光景です。もう閨房で積極的か消極的かなんてどうでもいい問題ですよね!
熊野・勝浦200712
もちろん拝んだあとは近くのお店でおいしくいただきました!ゴチソウサマ〜!

【追記】
サメについていた寄生虫は「カイアシ類」ではないかとのご指摘をb:id:tetzlさんにいただきました。検索してみるとサンマウオジラミというカイアシ類に酷似しているようです。宿主の大きさに比例していろんなサイズがあるみたいですね。
カイアシ類は動物性プランクトンを代表する生物で、魚類の大切なタンパク源となる一方で、長じて魚の体表に寄生し商品価値を下げることもあるのだとか…。でもカイアシ類を食べても人間には害はないそうなので、魚屋さんで魚にカイアシがついてたりカイアシをもぎとった穴あきサンマになってたりしてもブーブー言わないようにしましょう!
毎回おほめの言葉をいただけるばかりか、いたらないところを補足してくださるブックマーカーの皆さんには足を向けて寝られません(立ち寝)!tetzlさんありがとうございマース!!

勝浦まぐろ競り - a Photoset on Flickr


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