メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

一面のハスに酔いしれる/「ファーブルにまなぶ」展

日本最大の湖・琵琶湖。ここにこれまた日本最大のハス群生地があることをご存知でしょうか?その地の名は烏丸半島(からすまはんとう)です。
烏丸半島のハス群生地-近江路観光ガイド(滋賀)
烏丸半島へは草津駅から近江バスで20分のアクセスです。花蓮の開花シーズンである七月中旬から八月上旬は、臨時増発もあるので便利!
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ワサワサの蓮にとまどいを隠せない。
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わたしはレンゲの次にハスが好きで、去年も三室戸寺のハスで極楽トリップという日記を書いています。宇治の三室戸寺のハスは種類豊富が豊富で見比べる楽しさがあり、烏丸半島のハスはスケール感に圧倒されるのでそれぞれに良い感じ。ハスの池の上に生えているという特性上、写真の撮りづらさに悩むことが多いのですが、ここは柵やロープがないので花に寄りやすいのもいい!蓮マニアでなくてもこの美しさには心動かされることでしょう…
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蓮がいちばん美しく撮れる夜明け頃には、この辺にぶっといレンズを抱えたアマチュアカメラマンたちが大集合するという…価格.comとかに「小生が新発売のウンタラで撮ってきた蓮の作例です。お目汚しですが」とか慇懃かつ喜びを抑えられない口調でアップしてくれることを考えると胸躍りますねー(早起きできなかったそねみで皮肉な物言いになってしまったことをおわびします)
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なんと13ヘクタールもあるこの群生地。パノラマでもなければ全景をおさめることができません!ここが天国か…
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開きかけのハスの内部。朝露もエロスですが、花托のまわりの白いヘゲヘゲのは何なんだ!じっと見ていると、なんとも説明しにくい心のヒダがゾワゾワする心持ちになります。
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↑育つとベビースターラーメン状になる
白いのはどうやらおしべだったみたいですね。おしべにゾワゾワしてしまうなんて、わたくしとしたことがとんだ失言でした。
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この日のキング・オブ・気合いはこの方!ハス色の傘で日陰を作って撮影しているカメラマンさんです。強い日光の下でハスの色合いをきれいに出すのは難しいので、いろいろ考えた末の策なんでしょうね。ポーズも職人っぽくてかっこいい…
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ハス群生地のすぐ横には「みずの森」という植物園があり、こちらはスイレンの名所です。琵琶湖博物館に行くために短く切り上げてしまいました。


琵琶湖博物館公式HP
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ハス群生地から徒歩5分くらいで琵琶湖博物館に到着です。琵琶湖周辺の生き物などがいろいろ展示されています。
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これはハゼの仲間のヨシノボリですね。実家で飼っていたこれの大きいサイズのドンコという魚を思い出します。庭でミミズを掘ってあげると、丸のみして呑みきれない部分は口からはみ出したまま休んでるところがとってもキュートだったの!ミミズじゃ足りなくていっしょに水槽にいるオイカワやカワムツも少しずつ減っていくんよねー(サバイバル幼児教育)
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カエルはコウビというよりは乗っかっているだけらしい。それかアルカトラズの脱出的なやつかもしれない。
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そして企画展の「ファーブルにまなぶ」展へ!昆虫好きなので事前にチェックしていたと思われるかもしれませんが、まったくノーマークでした…なんともラッキーです。
日仏共同企画展「ファーブルにまなぶ展」公式サイト
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ファーブルが蛾のフェロモンの秘密にあと一歩のところまでせまっていたというエピソード。
ファーブル昆虫記、大好きだったワ…思春期になって虫とふれあう機会が減っていくうちにどんどん苦手になっていったんですが、写真を撮るようになってからまた昆虫好きワールドに舞いもどりつつあるメレ山です。
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こちらはカリバチの研究。展示がすごく気合はいってますね。
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「ミノムシのミノで作られたハンドバッグ」…!!!いったい何匹のミノムシちゃんから着衣を剥ぎ取ったんだよ…ミノムシアムネスティに訴えたい!
そういえばわたしの心に残るファーブル鬼畜エピソードがあって、バードイーターというタランチュラがほんとうに鳥を殺せる毒性を持つのか気になるあまりペットのスズメを咬ませる→スズメ死亡→ファーブル家族にシカトされる という…そらシカトもされますよねー

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最後に目に飛びこんできたのは…虫コスプレのコーナー!
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というわけでチビッコの「空気読めよ」という目線にも負けずテントウムシに変身!写真は昆虫ヒーローと交歓しているところです。これからは口から黄色い汁(胃液など)を出すなどして悪と戦っていきたい。
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弱いものいじめ悪と戦うわたし


ファーブルに学ぶどころか何も学んでいないことが露呈してしまいましたが、これからは強く生きていきたいと思います!
ハスの時期は今年はもう終ってしまったので来年のお楽しみにとっておくとして、ファーブル展は琵琶湖博物館では8月31日までです。まだ間に合う!


烏丸半島 -a set on flickr-