メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

西表島マングローブ・サイクリング

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西表島の熱い夜〜ヤシガニとの出会いにつづく沖縄旅行記第二弾です。この日は宿で電動アシスト自転車をレンタルしてサイクリングしに行くことにしました。
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ちなみに西表島の道路はアップダウンが激しく、サイクリングにはまったく不向きです。原付で島内一周できたらとても楽しいのですが…。イリオモテヤマネコとかを轢いたらいけないからか、島の車はみんな安全運転です。ちなみに仲間川にあるこのヤマネコ像は四体で三千万円するという。
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スジグロカバマダラリュウキュウアサギマダラ。昆虫館の人馴れした蝶に慣れているので「沖縄行ったら蝶撮り放題ウホホー」と思っていたが、意外と寄らせてくれません。

古見サキシマスオウノキ群落

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県道を北上して古見集落の外れ、三離御嶽(さんりうたき)にやってきました。ウタキというのは琉球神話の神社みたいなものらしい。
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この建物のうしろにサキシマスオウノキという珍しい木の群落があります。迂回して見に行こうとしたところで、雨がザンザン降り出したので雨宿りさせてもらいました。途中で二人連れの女の人が来て、一人だけ奥に入って「こんなでっかいカニいたよー!」と報告していたのだがもう一人の人は帰りたそうにしていた。
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着く前だったら危なかった…。
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歩道がわりにおかれたブロックの隙間から顔を出すカニと、この時期には珍しいサガリバナ。
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雨が小降りになってきたのでスオウノキの群落に入ってみました。これは台風で倒れてしまったものですが、根っこが板状になっています。この板根がスオウノキの特徴。
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昔の人はこの板根を切ってオールにしたりしていたといいます。
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で、でかい!
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サキシマキノボリトカゲも見つけました。
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まわりのジャングルっぷりもあいまって、もはや恐竜にしか見えません。
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足元にはミナミトビハゼ
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銀色の触覚がサイバーっぽいのでたぶんエイリアンか何か(だれか正体を教えてください!集・合・知!集・合・知!)

仲間川のマングローブ

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古見からいったん宿のある南方面へ引き返すことにしました。帰り道でクロカタゾウムシを見つけた。このゾウムシは鳥も食べないくらい装甲が固いので有名らしいです。ゾウが踏んでも壊れないゾウムシ…プクスーwww
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午前中はカヌーや遊覧船が浮かんでいた仲間川河口も、午後は壮大に潮が引いてしまっています。
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マングローブという木があるわけではなく、汽水域に森林を形成する木を総称してマングローブというらしい。西表島には日本に生育するマングローブ植物七種類のすべてがあるんですって。
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そのうちの一種、マヤプシキが出す呼吸根。壮観です。萩原朔太郎が見たら錯乱してしまうかもしれない。マヤプシキ、マヤプシキ、マヤプシキが生え…。

セマルハコガメふたたび

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大原集落を走っていると、車道の脇にポテポテと歩いているセマルハコガメ(天然記念物)を発見!昨夜は暗くてあまり写真が撮れなかったので、さっそく撮影会をはじめることにしました。
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メレ子「セマルさん、いっしょに写真撮ってください!」
セマル「メレコ汗ばんでるからイヤー」
メレ子「…!お前みたいな冷血動物と一緒にすんなヨ!」
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口元をぬぐってあげようかと思ったが、ブチきれて噛みつかれるかもしれないと思ったのでやめた。悟り顔をしているのだからちゃんとしてください。
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萎縮してしまったのでひかれないように草むらに放しました。かわいいな〜
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セマルハコガメもいるよ!

南風見田(はえみた)の浜

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日本最南端のバス停・豊原の前を通って、西表島最南端の海水浴スポット・南風見田の浜に行きました。
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遠浅の浜なのでシュノーケリング向き。九月でも海水浴は十分できますがハブクラゲには注意です。
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コンデジのμ-miniに防水ケースをつけて水中写真を撮ってみました。30センチ弱の巨大なヒトデとハゼみたいな魚。
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イソギンチャクのひとむらにクマノミファミリーが住んでいる。
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「ウラー!お前だれの許し得てワイのシマに入ってきとんのジャー」
クマノミの縄張り意識の強さは異常なので、すごく写真が撮りやすい…あとナチュラルボーンキレ顔…

ヤギとカンムリワシ

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宿への帰り道。ざわわ ざわわ ざわわ〜
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道端のヤギにどつかれそうになっておびえていると、昨晩ナイトツアーでお世話になったばかりのおっちゃんがあらわれた!今晩のおかずを捕りに浜に行くところだそうです。
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カンムリワシ見た?」と聞かれたので「見てないです…」というと、カンムリワシを探してくれました!おっちゃんの目はそれこそ猛禽のようにいい。この写真、望遠レンズで撮ったんをさらに最大限切り出してるんだよ…ありがとうございました!!

マングローブナイトクルーズ

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夜は仲間川のナイトクルーズに参加。ガイドさんがボートから懐中電灯で水面を照らすと、エビが跳ねたり海から上がってきたダツが逃げていきます。
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左はマヤプシキの葉。黄色い葉っぱは吸い上げた塩分をためているのでかじるとしょっぱい。右はオヒルギの赤い花です。仲間川流域ではマヤプシキ・オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギの四種類のマングローブが見られます。
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ヤエヤマキョウチクトウは毒性が強くて、樹液が目に入ると失明することもあるという(昼間この実を見つけてさわったりしていたわたし涙目www)
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折り返し地点にあるサキシマスオウノキ。樹齢400年で樹高は18メートル、板根の高さは3.3メートルあるそうです。ここのスオウノキは観光客がたくさん訪れるので、根っこを保護するためにテラスから見学するようになっています。
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サガリバナはもともと六月から七月にかけて咲く花で、夏の早朝にはこのフワフワした花が川面のあちこちに漂い、幻想的な光景になるんだそうです。今年は九月にはいるまで台風が一度も来なかったことや、あまり気温が上がらなかったので、花が奇跡的に残っていたみたい。ガイドさんが張り切って探してくれました。
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オマケはガイドさんが昼間釣った巨大魚!(「この後友達とこれで酒盛りをするんだ」とのこと)


15キロくらい自転車を漕いで海水浴をしたあげくにナイトツアーにまで行ったので、この日は泥のように眠りました。次回はカヌーで川をのぼったり、ゆるふわな水牛の島にも行きましたのでそちらもよかったら見てくださいネー

西表島 -a set on flickr-

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