メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

サンゴの養殖場が広がる恩納の海で、サーフィンと海人体験

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こんにちは!ブロガーご招待の第三弾ですが単独でも読める沖縄粘着旅行記です。アドベンチャラスではあるが運動神経が切れているブロガーが、沖縄の恩納でリーフでのサーフィン体験・そして海底に広がるサンゴの養殖場を眺めながら貝採りをして食べるという、最高にスポーティな一日を過ごしてきましたのでレポートさせていただきます。
(※沖縄に行くことになった経緯はこちら参照)

遠浅のリーフで安心のサーフィン体験

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恩納(おんな)村は沖縄の中西部に位置する村。「おんな村」というと別の意味でパラダイスっぽい感じがしますが、万座毛(まんざもう)や青の洞窟などの名勝地があり、たくさんのリゾートホテルが並ぶまさに沖縄!という感じのエリアです。那覇から車で一時間ほどで、この日お世話になる「シーナサーフ」に到着しました。
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すぐに参加者への説明がはじまります。事前に水着を下に着てきているので、荷物をここに置いてサーフィンのポイントへ移動するとのこと。それにしてもサーフィン…サーフィンねえ…運動神経が切れているため、まったくできる気がしないのですが大丈夫でしょうか…
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ラッシュガードとドライスーツを着てみたら見た目だけはスポーティな印象になった!なってませんか!どうですか!
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不安すぎるが行くしかないぜ!
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サーフィンのポイントはいくつかあるみたいですが、今日は真栄田(まえだ)岬というところでやるようです。
今日教えてくれる3人のスタッフさんも小麦色で朗らかでいかにもサーフィンっていう感じだワァ…と思っていると、車での移動中
「ブログ見ましたよ!かゆい所に手が届く描写ですよね〜」
と言ってくださり赤面しました。
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ビーチの上に車を停めたら、自分のボードを浜へ運びます。これがなかなかに重くて、たちまち吹き出る汗。
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うわー!なんちゅうきれいな海!ナガンヌ島では天気に恵まれませんでしたが、この日は快晴。どこまでも続く遠浅のリーフがよく見える!早く海に入りたいわ〜
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しかし海に入る前にすることがある。砂の上にボードを並べて、波に乗るときのポーズを練習します。うつぶせで手を体の横についた姿勢から1、2、3、4でクラウチングスタートのように立ち上がるらしい。何度も掛け声にあわせて練習していたらすごい汗が出てきた!
ちなみにこのボードはロングボードというやつで、浮力があるので初心者に優しいらしい。運ぶときはそのぶん重いですけどね。
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いよいよ海に入ります。練習のあとなので水に入るのがすごく気持ちいい。
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ん?この人工的な直角は?と思ったら、これは昔の石切り場のあとなんだとか。沖縄の石垣のあのサンゴ石はこうやって海から切り出していたのか!


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干潮気味ということもあり、リーフは身長150センチのわたしでも腰くらいの深さがずっと続いています。初心者向けのコースはこういう浅いポイントでやってくれるので、子供でも安心して参加できるというわけです。ボードがすごく安定した浮力があるため、写真の奥の人みたいにずっと板の上でプカプカしていることも可能。
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波がきたらスタッフの方がボードを波に乗せてくれるので、あとはひたすら「1、2、3、4」の掛け声に合わせてボードに立つ練習です。ちびっこは早々と立っており、既にサーファーの風格…
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メレ子「チビッコにできてメレ山にできぬということもあるまい…ギギギ」
「ハイ波が来ますよ〜」
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サンゴ礁が折れるほど恋したい!!!」



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「あぶしッ」
さ…最後はちょっと立てたんだかんね!写ってないんだけど…写真には写らない島人ぬ宝があったんやけんね!(ビギンみたいな言い訳をしてすみません…)
ほかの人たちもちょっと立てたり立てなかったりという感じだったのですが、立てなくてもボードにまたがってパドリングしたり浮いたりしているだけですごく楽しいです。終始足がつくのも安心感があって、サーフィンを練習するならやっぱり沖縄の遠浅の海がいいのかなーと思いました。
それにしてもあぶしッてなるとやっぱり塩水が口に入るわけですが、
メ「ちょッ…なんか尋常なくしょっぱい!というか辛い!海の水ってこんなに塩だったっけ…」
スタッフさん「あ、それ正しいです。恩納の塩分濃度は特に高いらしいですよ」
メ「海はひとつながりだから濃いも薄いもないような気がしてたけどやっぱ差はあるんですね。なんか失敗してもワイルドな気分になりますわ…」


というわけでサーフィン体験は運動神経が切れていても異常に楽しいことを実感しました。サーフィンは運動神経セレ部のたしなむものであると思っていたけど、食わず嫌いだったな〜。リアル食欲は台湾でネズミを食べてみる程度に食わず嫌いでない自信があるのですが…一日で立てなくても、何日間か続けて受講するコースもありますのでサーフィンを本気でやりたい方はレッツトライ。
ちなみにシーナサーフでは、上のような気軽に楽しめるコースから経験者やプロ用の本格的なコースまで広くそろえています。「海は好きだけど波に乗るのは無理そうだし…」という方には、ロングボードよりさらにひとまわり大きいボードで海を歩いて「青の洞窟」に行くコースもありますよ!

『青の洞窟』冒険クルーズ

「青の洞窟」は、洞窟の上にポッカリ穴があいているため、陽射しがさしこんで洞窟が青い光で染まるという楽しい場所だそうです。次は自費でこれも申しこんでみたい!

シーナサーフ
HP:沖縄サーフィン・シーナサーフ:体験スクール&サーフショップ
電話:098-964-1600
住所:〒904-0414 沖縄県恩納村字前兼久167
ルネッサンスリゾートとムーンビーチの間にある薄いピンクのビル1Fです

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サンゴの養殖場を眺めながら貝をとる漁師体験

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サーフィンの次は、素潜りで貝をとって実食もするという海人(うみんちゅ)体験というのをやることになりました。前に沖縄出身の人が「素潜りって普通の人はだいたいできるんじゃないんですか?え?足がつるから深いところに行くのはこわい?足がつったら戻るまでプカプカ浮いてればいいだけじゃないですか。僕は足がつるの結構好きですね」と「ボールは友達」並みの変態発言(メレ山視点で)をしていて「さすが沖縄生まれHIPHOP育ち、悪そうな奴(海)はたいがい友達なのか…」と思ったものですが、そういう境地に一歩近づくということです。
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海人体験を提供しているのは、恩納海浜公園ナビービーチというところ。恩納漁港の横にあり、入り口が海ぶどうの養殖所なんかもあってすごく漁港然としているため、ビーチとしてはわりと穴場だそうです。
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漁船に乗って、浜からちょっとだけ離れた夫婦岩の近くまでやって来ました。
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沖縄の東尋坊的なポイントである万座毛もよく見えます。
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素潜りというからには何もつけずに潜らなければいけないのか…と、立ち泳ぎに自信がないわたしは内心おびえていたのですが、最初はライフジャケットをつけてシュノーケリングするようです。
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フィンに慣れず海の中でダンゴ状になって右往左往する一団。必死で引率のお兄さんについていきます。
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おお、でっかいサンゴがあるな〜
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星みたいな模様が無駄にデコラティブ。
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おお〜
写真には写っていませんでしたが、シャコ貝の口が青く不気味に光っていて興奮した(ビギンみたいな言い訳その2)。
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調子に乗って深いところを眺めながら進んでいくと、海底遺跡みたいな杭がたくさん立っているところがある。漁業的な何かかな?
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杭の上になにか生えてる!
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うおおおお
思い思いにサンゴが育ってる。ここはサンゴの海底養殖場です!!
今年「てぃだかんかん」という映画が公開されましたが、わたしは観ていないのですが金城さんという人が養殖サンゴの移植産卵を世界で初めて成功させた実話を元にしているのだそうです。この養殖場恩納村が管理しているものだとか。サンゴの子供たちが杭からニョキニョキ伸びている様子はすごく楽しいです。オニヒトデや苔にやられないよう定期的にメンテナンスするんだって。
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ある程度育つとこうやって岩に植えつけるみたい。
一般の人もお金を出して海の記念植樹みたいなのもやっていたそうなのですが、杭が倒れちゃったりするので現在は直での植樹はしていないみたいです。サンゴスポンサー。
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大ぶりに育ったサンゴには、早くも熱帯魚が群れています。海底のサンゴ養殖場って、子供のとき夢みていた未来の海って感じがするわ〜
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ビーサンゴたちも早くこういうリッパな大人サンゴになっていただきたい。
ビーサンゴ「そういうセリフは年に見合ったリッパな人間になってから言っていただきたいものですな…せめて住民税の請求にも動じないような貯蓄を日頃からしていただきたい」
メレ子「ほんとすんません」


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「お嬢さん、なんか忘れてやしませんか〜」
ギャッ!貝採りにきたことを完全に忘れておったワ…というかお兄さん素潜りうますぎ!
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お兄さんがとってくれた青ヒトデ。しかし今回の目的はコレではなく、ティラジャーという貝です。
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潜るときだけライフジャケットをはずし、連れの人やお兄さんに持ってもらってできるだけ垂直に潜ります。お兄さんは平気で4、5メートル潜っていましたが、素人にはとても…貝の位置もわからなければ教えてもらえるので安心。
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わたしも手取り足取り教えてもらい、ついに一個のティラジャーを獲ったど〜することができました。
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ひとしきり貝採りをやって船に上がります。ほとんどはお兄さんがとった貝なのですが…
お兄さんは客ががんばってとったと思った貝も「あ、これはスカ」「これはまだちっちゃい」と容赦なく仕分けしていきます。
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残った貝をとっくりと眺めるメレ山
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メレ子「ギャッ!お兄さん、中から寄生獣が!」
お兄さん「ティラジャーは目がそんななんですよ」
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「われらティラジャー三兄弟」
うーむ…こんなに表情豊かだと食べづらいな…


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と思いましたが、塩茹でしてもらったら表情は豊かでなくなったので食べやすくなりました!やったー
身を爪楊枝でくりだして、水で砂袋をとってから食べます。ひとつひとつの食べるところは小さいですが、味がしっかりしていてとてもおいしいです。
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恩納の海でとったばかりの魚も焼いてもらいました!
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あくまで体験がメインなので、一食分に足りるほどではありませんが、1,500円プラスすると実食とあわせてバーベキューもできるそう。沖縄の人たちはバーベキューが大好きです。週末はけっこういっぱいになってしまうので予約したほうが確実ですね。横の食堂で海ぶどうなど、海産物の料理を食べることもできます。貝採り体験のほかに追い込み漁体験もやっていて、漁業権があるから観光ビーチの中でもひと味変わったサービスを提供できるんだそうです。

ナビービーチ
HP:恩納海浜公園ナビービーチ:海人(漁師)体験
電話:
098-966-8839(海浜公園管理事務所)
098-966-2900(有限会社ナビー)

住所:〒904-0411 沖縄県国頭郡恩納村字恩納419-4

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ちなみにこの沖縄中部エリア、いや沖縄全体でいちばんリゾーツなホテルと言われているのがこのブセナテラス。
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日程の関係でダイビングはできなかったのですが、ブセナの中にあるダイビングショップアイランドブリーズにも寄らせていただき、ちょっとブセナ見学することができました。この辺で海で遊ぼうと思ったらほんとに選択肢がありすぎて頭がおかしくなってしまいそう!いずれはダイビングもやってみたいものです。

沖縄・二時間ドラマの聖地「万座毛」

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たっぷり遊んだ帰りには万座毛にもちょこっと寄りました。
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こういう断崖絶壁が続いています。二時間ドラマでよく犯人が追いつめられたりするんだって。
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「犯人は…メレ山さん。あなただったんですね」
仁王立ちで船越英一郎のモノマネをしている鳥…沖縄は鳥も華やかだなーと思っていたら
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冬の京都・天橋立でも見たイソヒヨドリだった!暑さ寒さでこんなにビフォーアフターだとは…
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貝採り体験した岩も一望できます。
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犯人「かくなる上は地獄の果てまで逃げ続けてやるわ!」
記念に写真を撮ってもらったら般若みたいになっていてビックリしました!


沖縄ご招待企画は今回でおしまいで、次回からは普通の旅行記になります。お世話になったすべての皆様、ありがとうございました!ブロガーとかいうのがいきなりやってきて対応にとまどわれたかと思いますが、優しくしていただき楽しく過ごすことができました。
次回は琉球神話の島「久高島」で、猫に粘着されながらエラブウミヘビを食べた日記などになる予定です。


沖縄(恩納村) -a set on flickr-