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メレンゲが腐るほど恋したい

旅行記や生きものの話を写真多めの長大な記事で送ります

東京湾をカモメフェリーで渡って、千葉の大仏に日帰り遠足

外出 写真 動物

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ヤッホー!唐突ですが皆さん、東京から日帰りでこんな絶景を目にしたくありませんか?今日ご紹介するのは、京急久里浜まで行き、フェリーで東京湾を渡って千葉の鋸山に登るコース。電車・フェリー・ロープウェイ・大仏・廃墟・そしてカモメの大群などなど、楽しさ爆発の遠足になること間違いなしです。
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品川から京急快特で一時間弱、久里浜駅からバス・タクシー・徒歩のいずれかで久里浜港へ。行ったのはまさに秋晴れという日でしたが、海風が非常に冷たい…。
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甲板から見渡すと、カモメが船のまわりにワラワラ群がっている。
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船内の売店には異常な量のかっぱえびせんが。ハッハーン…そういうことか…
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「しかしカモメちゃんたちの期待に応えるには、アタイは身も心も凍えきってしまったの…」
耳がちぎれそうな海風に心が折れたブロッガー(夢はミステリーハンター)。果たしてこのあと山に登ることなどできるのだろうか…。もう帰りたいです。
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大いなる不安を抱え、落花生の国に上陸。
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しかし、意外と充実した金谷港のお店で寿司を食べたら、ムクムクとパワーがわいてきた!なんだか陽がさして寒さもやわらいできたみたいだし、鋸山に登ってみましょう!
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ロープウェイへの道にある、巨大ツル植物に侵食されたセントポーリア直販所廃墟(上で書いた廃墟ではない)


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ロープウェイからは早くも東京湾を一望!「山登りってロープウェイかよ」と思われた徒歩原理主義の方も、帰りは歩いて下りるので勘弁してください。往復ロープウェイなら体力に自信のない向きも安心。
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ところどころに妙な形の岩肌が見えます。江戸時代から採石場として利用されていたため、採掘跡がこのように残っているのです。ギザギザの形状から鋸山と呼ばれていますが、正式には乾坤山というかっこいい名前です。かっこいい本名よりもへんなあだ名がポピュラーになってしまう現象、なにやらdeja vu…。
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ロープウェイ停車場の上の展望台からの眺め。
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「なかなかのものですな!ハハハ」
しかしここは山頂ではないらしい…鋸山には他にも日本一の大仏やら五百羅漢などの見どころがあるようなので、多少の昇り降りはありますがぐるっとまわってみましょう。
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見たこともない下卑たオッサンの顔がサブリミナルされる小さな祠…
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危険な感じのする青いキノコ…
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数々のデンジャーアイテムをかいくぐって大仏のところにやってきました。ここに来るまでにだいぶ山道を下らされており、下山道はまったく別ルートなので帰りは山頂まで戻る必要があるため、「神も仏もないものか…っていうか仏に頼る前にこの動線どうにかしろよ…」と愚痴タラタラである。ミステリーをハントしたいが、苦労するのはマッピラです!
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不埒な観光客もビビりあがる迫力あるあいさつ文。


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ズーン
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日本寺大仏です。鋸山全体が日本寺の境内なのだとか。もともとは1783年に37mの像が建てられたのですが、侵食が進んで昭和44年に建てなおしたため、比較的新しい。こちらは31mあります。
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大仏のうしろに小さい仏がひかえていますねー。なんだか違和感が…
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「仏の顔も三度までとは言いますが…ハチども『ワンシーズンはノーカンですよね』『螺髪の色と似せて、京都のマクドナルドみたいに環境に配慮した景観にしますけん』とか好き勝手言いよって、さすがのわたしもハチ寄生線虫を召喚してしまいそうでしたよ…」
確かにこれはちょっとかわいそうである。ちなみに京都の神仏は茶色いマクドナルドよりも、和柄Tシャツや新撰組グッズを売っているダサ店に景観を害したかどで神罰仏罰を与えたほうがいいと思います。


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ちなみにこのような千五百羅漢の仏像群もありますが、
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はげしく溶けている。加工しやすいということは侵食されやすいということでもありますからね…。

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ヒーヒー言いながら山道を戻り、
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頂上に到着。
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こちらが名所「地獄のぞき」。一枚目の写真のような断崖絶壁になっております。
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柵が安全設計すぎることもあり、あまり地獄って感じではありませんが…でも地獄って日常の顔をしていますから、そう考えると違和感ありませんね!
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地獄のほうに下りていくと、地獄に仏という趣向になっております。
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こちらの百尺観音も大仏と同じく30m余りある大きなものです。石切場の中にあるのでスコップを持っているのかと思いましたが、交通安全と戦没者慰霊のために造られたものだそうなのでなにかの仏具であろう。下の五尺メレ子が持っているのは、大人の女の必携ドリンクことネクターです。


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石切場の跡も見て帰ろうと、ロープウェイには乗らず下山道に足を踏み入れる。とたんに人影がゼロになりました。
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若干公園として整備してある石切場。石が切り出された跡が巨大神殿みたいで、なかなか味のある廃墟です!マムシに注意とのことですが…。
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帰り道はけっこうなドロドロの悪路ですので、ちゃんとした山登りシューズや山下りシューズでお越しください。人はなぜキノコをあるがままにしておけないのか…。
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「下山道なのに登りがあるとはどういうことかしら…。それはそうとこのキノコ、クウネルを愛読する女としては放っておけないわ」
疲れを隠せない女がキノコに興味を持たれたようです。
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やっと港が見えてきた!


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帰りのフェリーに走って乗りこむ。
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カモメ「…」
メレ子「なんかものすごい熱視線感じるわ…これほどまでに熱い注目を集めるかっぱえびせんとはどのようなものなのか?検証しなくては…(ボリボリ)」
真知子巻きというには貧乏臭いスカーフは、耳が痛くなるのを防止するために巻いているものです。これからの季節、戦場…もとい船上ではかなり重宝です。
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メレ子「それでは準備万端で参りマース!」
カモメ「よっ!成田屋!!!」
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「われらこっち見んなシスターズ&ブラザーズ」
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「こっちこっち!」
「ギャー!この泥棒鳥!」
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「フンガー」
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「エビエキスがしみわたる!」
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粘着をなりわいとするカモメたちと過ごす東京湾横断の30分はとってもスリリング!
秋に行ってもめちゃくちゃ寒かったので、これからの季節はちょっと…と思うかもしれませんが、初日の出を拝むフェリーもとてもいいらしいです。最近フランス人が推してるナントカ山よりよっぽど見どころたくさんのコースなので、厚着してお出かけしてみては?

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まあわたしは寒いの大嫌いなので、年越しはタイで象などに乗りながらしますが…寒いの大好きな皆さん、レッツエンジョイ!(最低の結び)
来年もさらにためになり、たくさんの気づきが得られ、時には号泣したりフトンにくるまって一晩プルプル震えてしまうような旅行記を目指したいと思います!今後ともよろしくお願いいたします!

Nokogiriyama-鋸山 -a set on flickr-