沙東すず

以前はメレ山メレ子という名前で「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログを書いていました

昆虫大学講師紹介・その4(ドラム缶から架空の虫ヌイグルミまで)

今週末に迫った昆虫大学、講師紹介もこれが最終回となりました。

くわナよしゆき

くわナよしゆきWEB
くわナさんはドラム缶アーティストです。ドラム缶の存在感に惚れこみ、ドラム缶に加工やペイントした作品を中心に制作されています。
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「嫌われがちな虫の魅力に気づいてもらう」という昆大テーマに「ぼくもドラム缶の魅力に気づいてほしいんですよ!」と共感していただき、昆虫大学では虫のドラム缶作品を展示していただきます。
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さらに、子供たちに車輪をつけたドラム缶に乗ってもらう不定期ワークショップも実施予定!混雑状況を見つつの実施となりますが、1階・9階・17階フロアをあやしいドラム缶ご一行がめぐる超展開になるかもしれない…。ドラム缶に乗った昆虫キッズが廃校舎を!なんかもうあやしさの百鬼夜行みたいですね…!

URBAN SAFARI

URBAN SAFARI(facebookページ)
URBAN SAFARIさんは、ふだんはその名の通り、サバンナにいるような動物たちをモチーフにしたブローチなどを制作されることが多いです。リンク先のトップページのかわいいことといったら…!平面に近いブローチの中で、動物たちのいろんな動きが表現されています。顔つきがどこかとぼけていて上品なのもいい!
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そんなURBAN SAFARIの茨木菜摘さんが、どんな虫を選ばれるのかなー?と思っていると「ハナカマキリはぜったい作ろうと思ってます」とのこと!蘭の花に擬態して虫をとらえるハナカマキリですよ!なんて華やかで不気味な虫をチョイスするんだ!披露宴のテーブルでお花のコサージュをつけていると思っていた女性、よく見たらそれはハナカマキリだった…(ズキューン)(一部のコアな新郎友人のハートが撃ちぬかれる音)
昆虫大学 - マイ ワールズ ライフ
さらに上のブログでは、巨大アゲハの幼虫もお目見え。

柔らかめにつくってあるのでまくらにもなるのです!

とのことですが…見通しが甘いといわざるを得ない。こんなに丁寧に作ってあるものを、どうやってまくらになんかできるものかー!ウワーン!
それにしても今回、特に意図したわけではないのに出展作品の幼虫率が高いです。幼虫時代がキテる!

昆虫文献 六本脚(18日のみ出展)

昆虫文献 六本脚
昆虫関連の書籍や採集・標本用品、昆虫グッズなどを扱う、虫愛好者の間では知らぬ者のないお店です。18日の日曜のみの出店となります。

18日は、ツノゼミについて講演される九大総合研究博物館の丸山宗利先生が出された近著「アリの巣をめぐる冒険」や、
日本のトンボ (ネイチャーガイド)
尾園 暁 川島 逸郎 二橋 亮
文一総合出版
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昆虫の細密画を展示される川島逸郎さんが共著された「日本のトンボ」など、出展者にかかわりの深い書籍を中心に、昆虫専門書を売っていただけます!

むし社

むし社
前に会社の人が「電車の中でさあ、『月刊むし』っていう雑誌読んでた人がいたんだよ!そんな雑誌あるんだなあ!」と言ってきたことがあるのですが、たしかに虫に興味のない人にとってダイレクト感がすごい『月刊むし』。その『月刊むし』を刊行しておられるのが、こちらも昆虫界で知らぬものはない老舗・むし社さんです。『月刊むし』は、先日9月発売号で創刊500号を突破されました。祝!
会場ではむし社刊行物のほか、標本や昆虫グッズも販売されます。特に気になるのが昆虫キーホルダーのガチャガチャ。毎回イベントでは大人気だそうです。

みのじ

みのじネット

みのじさんはカメの本を出してしまうくらいカメがお好きなイラストレーターさん。「最近は虫に浮気中〜★」と以前に笑顔でおっしゃっていましたが、虫グッズについてもその本気度はまったく浮気感を感じさせない。虫や生きもの関連のイベントにもよく出店されていて、動物園のミュージアムグッズにもかかわっておられます。12月にオープンする動物園「iZoo(イズー)」のロゴマークをデザインされたりと大活躍です。
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わたしもみのじグッズを愛用しています。このブログ名刺入れ、いつ取り出しても虫好きかどうかを問わず反応があるんですよ!八重山地方の虫たちの柄なんです。
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こちらはポーチ。同様の柄の手ぬぐいも、とても人気があります。シンプルですっきりした柄になっているのに同定可能な特徴はちゃんと残っているので、虫好きに見せると目を輝かせて「これは○○、これは△△…、なかなかツボを押さえたセレクトだね〜!」などと言いはじめる仕様となっております。

ミヤタケイコ

ミヤタケイコ
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ミヤタケイコさんは、「カワコワイ(可愛くて怖い)」をテーマに立体造形されるヌイグルミ作家さん。上の画像は、イモムシとウサギが合体したモスラビット!ポップで毒のきいた世界観です。
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以前ワークショップをされたこともあるという毒グモも販売されます。
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さらにかなり巨大なウサムシも会場にお目見え!なんて悪い顔なの…当日は会場の上から手当たり次第に来場者を狙ってくるかもしれん。


すでにツイッター等でも「物欲が刺激されすぎる、殺す気か」などというつぶやきを散見しております。さらに前日は、特別講義の講演、他フロアとのコラボレーション、昆虫大学校章グッズについてもお知らせする予定です。お見逃しなく!