すべてがFになる(not森博嗣but絵本ネタバレ)
こんにちは。藤子・F・メレ子です。Fは―誰も信じてくれませんが―カップ数です。以後お見知り置け!(なぜか強気)
がまくんとかえるくんのぬいぐるみを最近雑貨屋などで見かけます。あの両生類はまだまだ現役なんですね。喜ばしいことです。
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1972/11/10
- メディア: ハードカバー
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しかし今になって読み返してみると、友情というよりかえるくんのDQNっぷりが目に付きます。基本的な筋は「かえるくんがゴネる→がまくんが大人な包容力をもって問題解決→かえるくんニッコリ」というもの。
たとえば最も有名な『おてがみ』は「ボクにお手紙をくれる奴なんて誰もいないんだ!誰もボクのこと友達だと思ってない!」とルサンチマンに駆られるかえるくんにがまくんが「君はいつまでもぼくの大事な友達です」とお手紙を書く話。他にも
- かえるくんがジャケットのボタンが一つないと大騒ぎ。関係ないがまくんをボタン捜しに駆りだし、がまくんが拾ってくるボタンに「そんなんじゃなくてもっと大きいボタン!」「黒じゃなくて白いやつ!つかえねー」「三角じゃなくて四角いんだってばクズ!」とケチをつけた挙句フテ寝。結局がまくんは、拾いあつめたふぞろいのボタン達を縫い付けてジャケットをリメイク、かえるくんニッコリ
- 冬眠できない(寝付けない)とグズるかえるくん。「逆立ちしてみたら?」など必死のアドバイスをするがまくんに例によって八つ当たり。最終的にことの顛末をお話にして聞かせることであっけなく眠りにつくのだった(永眠しろ)
などなど…理想的な友情とはもっとインタラクティブなものではないのか?
がまくんがここまでかえるくんに甘い理由って何だろうと考えるとやはりこれは性欲(ちょう強引)。がまくんは異種プラス同性という二重のハンデを越えてなめらかな肌にほおずりしたいと思ってるのかも…!駄々をこねるうるさい口を優しくふさいじゃったり、ハードなところではガマの油プレイとか、完全18禁な内容ですね。今度の冬コミ*1には「がまくんとかえるくん」同人誌(P.N.藤子・F・メレ子)でデビューしたい。FはfujoshiのFです。