沙東すず

以前はメレ山メレ子という名前で「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログを書いていました

告知・おしらせ

最新の日記はひとつ前からお読みください。 イベント出展予定 ・害蟲展 Season5のゲスト審査員をつとめることになりました。5/10(金)夜のオンライントークイベントで満田晴穂さんとお話します。お申し込みは下記のPeatixよりどうぞ。 https://peatix.com/e…

ノーダンゴウオの夜磯

2月の大干潮の夜には、ダンゴウオが関東某所の磯にも産卵にやってくる。と聞くたびに胸を躍らせていたが、これまでなかなかチャンスがなかったのだった。 金曜の夕方に集合し、Tさんの運転で磯に向かう。Tさんはダンゴウオ観察の経験者であり、長手袋やエビ…

日記

ホームセンターのウェブメディア「となりのカインズさん」に寄稿した記事が公開されました。 magazine.cainz.com 書きながら思ったのですが、ベランダのビオトープもろくに維持できない人間がいずれは三浦半島に庭つきの平屋を持ち、いろんな果樹を植えたり…

根暗の杖

ちょっとずつ気分が上向いているが何事も成していない、という日々が続きます。まあでもそれくらいの焦りがあったほうが、あとから見れば少しずつ進んでいたということも多いですよね。 イベントのあとには毎回落ちこんでしまう、という話を友人にしたら「自…

二択でだるい方を取る

イベントが多くてそわそわするけど、よく見ると何も進んでいない師走のこの感じが好き。コロナ禍に入ってからの12月はもっと陰鬱で、この晴れがましさをすっかり忘れていた気がする。疫病を撃退したわけでもないのにそわそわしているのもおかしいのかもしれ…

『奇貨』PDF版の販売をはじめました

『奇貨』を購入いただいた方から様々な感想をいただき、すべてありがたく拝読しています。感想まとめ記事もちょこちょこ更新してます。 『奇貨』感想まとめ/増刷分を販売中です - 沙東すずBASEがデジタルデータの販売に対応していることにいまさら気づいたの…

塗装と宴会の週末

先日、思い立ってインナーテラスの塗装をはじめたのだが入隅を塗ったあたりでペイントがなくなってしまい、中断を余儀なくされる。家がアニッシュ・カプーア展みたいになった。 追加発注したペイントが届いたが、平日の夜がんばる気にはなんとなくなれず、土…

きつねにつつまれたくない

仕事をしていてきつねにつままれたような気持ちになることがあったのだが、いつも「きつねにつままれた…つつまれ…?つつまれたような…?フフ…」と一瞬考えてしまう。きつねに首のあたりでファサーッとつつまれて焼いたパンのような香りを吸いこんだら、化か…

深夜タクシーの柿

金曜の夜から土曜の昼にかけて、『奇貨』増刷分の発送作業をする。大量発送にはだいぶ慣れたし、梱包も要領がわかってきた。もう四六判の本を入れるためにB6のOPP袋を買ったりしない(かわりにB5のOPP袋に入れると空気を入れないように2回折る必要があり、そ…

『奇貨』感想まとめ/増刷分を販売中です

『奇貨』の通販第一弾を受け取った方々がいろんな感想をネットに書いてくれて、台湾に出張しつつ貪るように読んでいたら一週間が終わりました。 寄稿のおしらせ 出張中だったのもあってSNSでしか告知できていなかったのですが、新居のカスタマイズを楽しむ様…

『奇貨』通販を再開しました

増刷の目処が立ちましたので在庫を復活しています↓ 奇貨 | 沙東すず これまでの通販分には11/19(日)に発送完了済みです。不備や不着などありましたら、メールにてご連絡ください。 現在ご注文を受けている増刷分は11/29(水)納品→12/3(日)発送予定です…

文学フリマ東京/製麺会/『奇貨』通販について

文学フリマ東京は無事に終了しました。来場いただいたみなさま、ありがとうございます。 『奇貨』は会場への直接搬入だったので、箱を開けて刷り上がりを見たときは心底ほっとした。マンドラゴラはわたしの悲鳴のモチーフです。自分そのものだった悲鳴はあげ…

四年ぶりの出張、そして文学フリマ

もともと2020年の四月に上海から日本に帰任することになっていたのだが、その準備もかねて春節に日本に帰ったところ、コロナ禍がはじまって今度は中国に戻れなくなった。他の出向者が業務を回すために上海に戻っていく一方で、帰任間近のわたしはそのまま本…

新刊『奇貨』について

『奇貨』という新作を出します。 『奇貨』書影『奇貨』沙東すず 装丁:畑ユリエ 表紙協力:dubhe 編集協力:田中祥子今年の3月、恋人に突然の別れを切り出されました。その数日後には元恋人が新しく好きになった女性と旅行に行くことが偶然わかり、苦しみな…

おもバザ・文フリ出展のお知らせ/由布院行

イベント出展のおしらせ 11月は同人誌即売会にふたつ出展します。 ① おもしろ同人誌バザール 11/3(金祝)@ベルサール神保町・ベルサール神保町アネックス ​11:00~16:00 入場料 1000円 ブース名:「も-26 沙東すず」 『昆虫大学シラバス』黎明編・乱世編を…

野菜直売所でいけるという強い気持ち

先週末はマメコ商会といっしょに、京都で「いきもにあ」に出展していました。 事前の話では「試着ができないから服はフリーサイズのボトムスやバッグが中心でそんなに量は多くない」という感じだったような気がするが、実際に広げてみるとなかなかの量がある…

佳境

長かった体調不良が明けるとともにめきめきと活動的になってきて、しかし不調が長すぎた間に溜まっていたやるべきことが押し寄せ、ブログも書けなかった。具体的には旧居の売却をすませ、文学フリマにあわせて書いている原稿は今まさに佳境だし、中国出張の…

喉に魔が棲む

先月からずっと喉の調子が悪くて、菌なのかウイルスなのかは知らないが、とにかく魔が棲みついている。もともと風邪はいつも喉からひくほうなのだが、抗生物質を処方されて数日飲むと劇症は収まるものの、朝起きるとまた喉に違和感が……という感じ。口にテー…

部屋に希望の灯を点す

仕事上はなんとなくイベントが少なく平和な週だった。その分やらないといけない作業が溜まっていて、どこか鬱々としている。そんな中で通信講座の説明会を受けてみたり、いややっぱり違うな、と思い直したり、上映終了が迫っていることに気づき『ヴァチカン…

ほんものの顔、ほんものの心臓

今日も今日とてメソアメリカ古代文明のことを考えています(昨日書きなぐった『アステカ王国の生贄の祭祀』のまとめ感想は、あらためて読み返すとどうやらだいぶ間違った要約になっていたので書き直しました)。 メソアメリカ文明の文化や美術といえば、わた…

古代メキシコ展の週末

土曜は4時に起きて病院での大腸カメラ、帰宅後は工務店の人と窓の改装の相談、さらに本棚の整理をすすめる。 日曜は磯に行くか東博の古代メキシコ展に行くか迷ったが、磯で長時間活動すれば即座に熱中症になりそうな暑さのため東博を選択。来年行く予定のグ…

飽きの壁

三国一の書斎の写真を見ますか? ここで毎日帰宅してシャワーを浴びてごはんを食べたあとは0時まで文章を書いて、もし目が冴えて寝つけないときは一杯飲んで寝ると決めた。 書くことが目の前にあればこんなに簡単なものかと思うが、長らく自分の書くものに飽…

黒いポンポン

西日暮里の「屋上」で、マメコ商会のワンピース販売会のお手伝いをした。 「屋上」は友人の飲み会でお会いした人がチームで運営している拠点で、元はスナックだった物件なのでカウンターで飲食もできる。お客さまは試着のかたわら、おつまみやドリンクを楽し…

シニングルーム

先月のことになるが、書斎に置くPCデスクを自作した。Flexispotの電動昇降する脚に、R不動産toolboxで別途注文した無垢材の天板を取り付ける。右袖にはCPUスタンド、左袖にはモデムやルーターなどを置く棚、奥にはケーブルトレイ、手前にはキーボードスタン…

日記

『十二神将変』っていうタイトルの小説冒頭で男が死んで、その鞄に十二神将像のひとつが入っていたら、あと十一人が次々と死んでいく展開を期待してもバチは当たらないのではなかろうか。そういう次になにが起こるかへの期待で読ませるエンタメにどっぷり浸…

日記

信じられない、暑さ……。 かわいすぎる、本棚……。 書斎はいちばん最初に塗装に挑戦した場所なのでかなりムラや粗が目立つが、本棚が入るとあまり気にならない。カエルのために四六時中エアコンをつけているので、ついこの部屋にこもってしまう。ずっと部屋に…

夢の中の蜘蛛とよく喋るお風呂

朝起きるとひさしぶりの激しい生理痛で、微熱さえありそうな気配だった。土曜で幸いと痛みどめを飲んでむりやり二度寝し、ふたたび目を開けたとき、寝室の壁を数センチの黒い蜘蛛が這っていくのが見えた。 アシダカグモだろうか、と思いながら建具の立桟に突…

日記

適当に入った二軒めの居酒屋におみくじボックスがあるのを発見した友人が「おごってやるよ!」と言いながら、その場にいた全員分のおみくじを引きはじめた。 わたしの分のおみくじにはこう書いてあった。 吉 勢いだけで行動すると失敗します。突然重責を課せ…

いきものづくし名古屋とインターネット

家にお客さんが逗留したり、名古屋でのイベントに出展したり、そのあと伊勢方面に旅行に行ったりとせわしない毎日。 7月頭に名古屋でのクリエーターイベント「いきものづくし」に出展して、同人誌『昆虫大学シラバス』を販売していました。必要なものをすべ…

生活

家事の動線を変えたりちょっとした棚をつけたり、部屋の壁を自分の好きな色に塗り替えると、以後その場所を使ったり見たりするたびに、脳に一滴シロップを垂らしたような満足が反復する。元恋人と付き合いはじめたころ、彼は「おれはすずさんみたいに生活を…