沙東すず

以前はメレ山メレ子という名前で「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログを書いていました

新宿から30分!緑豊かな丘陵とアートと古民家が一堂に会する「生田緑地」に行ってきた

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L・O・V・E・春☆ イヤッホーイ!唐突ですが皆さんに質問があります!

新宿から30分の場所に、丘陵歩きと生きもの豊かな森林とせせらぎとアートと古民家が一度に楽しめるパラダイスがあることを知っていましたか?
1.知っていた
2.今知った

1の方にも2の方にも読んでいただきたいという思いは変わりませんので、アンケートをとった意味はゼロですが、今日は神奈川県川崎市にあるでっかいオアシス「生田緑地」のお話をしたいと思います。花も若葉もすべてが輝くこの季節にふさわしく、虫の話がいっぱい出てきますので、虫がお好きな方はもちろん、虫嫌いの方もK点を超えると気持ち良くなるので凝視してください。

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海の宝石のような水族館「アクアマリンふくしま」に行ってきた

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3月中旬に、3泊で福島に旅行に行ってきました。会津若松や大内宿などをまわりましたが、いちばん気になっていたのが水族館「アクアマリンふくしま」です。ご縁があってバックヤードまで案内していただき、興奮でいつにもまして長い日記になってしまいました…(たぶん画像100枚超えははじめて…)が、この水族館の美しさが少しでも伝われば幸いです。

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オープンしたての「沼津港深海水族館」へ。目と舌で深海魚を味わうワンデートリップ

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「みんなシーラカンスのことを生きた化石生きた化石って言うけれど…生きた姿をおがむ機会が一生ないのなら、どれだけ前から同じ姿で生きているとしても、わたしにとってはシーラカンスは生きてないのと同じでは?」
冷え性に悩まされるあまり、そんな厭世的なグチをつぶやいていたある日。
沼津港深海水族館・公式サイト
静岡県は沼津に、深海魚を専門とする水族館が2011年12月10日にオープンしたという情報が!さすがに生きたシーラカンスはいないものの、貴重な生冷凍のシーラカンスを展示。そのほか、駿河湾で採取した深海生物などを展示するとのこと。人智を超えた姿の深海生物たちを目にすれば、この世の憂さも多少は晴れるに違いない…。

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ボルネオ家族旅行・テングザルを探すマングローブクルーズ

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巨大な食虫植物に消化されるブロガー

今年の夏休みは、父・長姉・次姉といっしょにボルネオに家族旅行に行ってきました。お父ちゃんをはじめての海外に連れて行こうという企画でしたが、ついでに昆虫の写真なども、フフフ…との欲目がたたり、上の写真のようにとんでもないことになりました(メレ山メレ子は、死んでもブログを書くのをやめませんでした…)。
家族旅行なんて小学生のころのキャンプ以来のメレ山家。ボルネオで謎のガイド「どうぶつ先生」に翻弄される一家の珍道中をごらんください。

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チョウの異常発生と、毛が異常発生した犬を見てきた

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今年の6月、人知れず青森でとんでもないことが起こっていました…「アカシジミ」というチョウの大発生です。山の稜線をぼやけさせる勢いの小さなシジミチョウの群れは、もはやホラーでした。ひょんなことからチョウの専門家に同行し、この貴重なイベントを目の当たりにすることができたのでレポートします。青森ということで、毛が異常発生している秋田犬とその飼い主さんにもご挨拶してきました。

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「旅」で角田光代さん・酒井順子さんと特別鼎談しました!/むし旅は奇祭「くも合戦」

「旅」創刊1000号に二度も登場する不穏な存在となっています

旅 2011年 11月号 [雑誌]
旅 2011年 11月号 [雑誌]
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新潮社 (2011-09-20)

新潮社「旅」の9月20日発売号はなんと創刊1000号目!実は「旅」は、1924年日本旅行文化協会(現JTB)が機関紙として刊行したもので、日本の旅行情報雑誌としては最長の歴史を誇るんだそうです。フホー…そんな記念すべき号に、連載だけでなく特別鼎談でも登場させていただきました。鼎談のお相手は…酒井順子さんと角田光代さんです!!!!!おそれおおさに呼吸が困難になってきました…
「わたしを元気にする旅」がテーマの鼎談、終始セレブの中に紛れこんだ不審者のテイで個人的には元気どころではありませんでしたが、三者三様の旅行スタイルが明らかになりとても面白かったです。あと、角田さんに実家の猫の鯛ちゃんの写真が入った名刺をお渡ししたところ「(実家のもう一匹の猫)シャチ男ちゃんもかわいいですよねー」とのお言葉、「ブ、ブログをそこまで読んでいただいたとは…」と気が遠くなりかけました。
いろんなお話をしましたが、個人的には「旅慣れてない男性が旅慣れている女性と旅行に行くとヤバイ化学反応が起きがちな件」が、前のめりになるのをこらえるのが大変でした…楽しかったです!

連載2回目の「むし旅JAPAN」は、鹿児島の「くも合戦

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虫と人の関わりなどを書く「むし旅JAPAN」、1回目の主役は愛され系お役立ち昆虫のニホンミツバチでしたが、2回目からもうクモです。「旅」編集部の度量の広さを試しすぎている…しかし、鹿児島県加治木町ではコガネグモが一番の愛され虫なのだから仕方ないじゃないですか!
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せっかくなので、記事を書くために6月に鹿児島に行ったときの様子を書きます。薩摩黒豚のとんかつ、おいしかった…

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この夏、タイでゾウに乗って森の王様になるのはどうか?

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「ワイはアホや!アホの王様や!」
みなさん、夏休みの予定はお決まりでしょうか?わたしは例によってはげしくキメていて、父と姉といっしょにボルネオで野鳥とか昆虫とか観察する予定なのですが、まだお決まりでないという方はタイでゾウに乗るというのはいかがでしょうか。アユタヤなどでもゾウに乗るだけなら乗れますが…これから紹介するカンチャナブリーのゾウツアーは、乗っている時間も30分と長く、林の中を歩くので冒険度が高い、そしてなによりアホの王様になれる!!という利点があるのです。

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