
↑ハス茶を作るベトナムのおばちゃん達の横で、異国情緒溢れる土地に来た高揚感から狼藉がとまらないイエローキャブ
7月に行ったハノイ、蝶の大群にまみれたり雷魚を食べたりと思い出は尽きませんが、最大の目的は夏だけのイベント・ハス茶作りを見学することでした。6月〜7月はハスの季節で、ベトナムの国花でもあるハスの朝摘みのつぼみから、とても甘い香りの不思議なお茶が作られるのです!
ハノイ郊外の巨大なハス畑へGO

現地ツアーで申しこんだお迎えが来るのは朝5時半。ホテルのロビーに下りると、従業員のみなさんは1階の客室で雑魚寝しているので、起こしてシャッターを開けてもらう。

ハス摘みは、ハノイ郊外にある巨大な湖・タイ湖(西湖)のハス畑で行われます。後ろには遊園地がある。カジュアルにゴミとかが捨てられていて、どこまでもワイルドですね…。

広大なハス畑を先導してくれるイケメンガイド・ゴックさん。ハノイ郊外だから自分でバイタクとか乗れば行けるかなって思ったけど、どっちに行けばいいか全然わからん、やはりツアーにしてもらってよかった!

ハスの葉が大きいので、花はあまり見当たりませんが、畑を見回すとハス摘み人がちらほらいます。一応田んぼと同じように区画が分かれていて、それぞれのオーナーがいるみたいです。

いっぱい獲れてる!


こっちは花売り用かもしれません。

コレはもう開いちゃってるからハス茶にはならないっぽい。

ゴックさんが一軒の小屋の前に連れてきてくれました。



摘んだハスのつぼみから、花粉がつまったおしべの葯(やく)とまわりの小さな花びらだけを取り出すようです。すごく甘い香りが立ちこめてる!作業自体はあとで近くの民家で見せてくれるとのこと。

もはやゴミでしかない花びらも、とってもキレイやねえ…ホワンホワ〜ン

小屋の中にはすすけた犬の親子もいる。

「朝も早よからアンタも物好きやね」
足が太くて将来が楽しみな感じの子犬。


ガールズたちがキャッキャしています。ゴックさんによれば、遊びに来たハノイの子たちらしい。ハノイガールズはスタイルええのう…。

ウヒョー!!!とってもエキサイティング…わたしもここ乗りたい!

「いいいいいざ鎌倉!!」
借りたゴムサンダルでいささかへっぴり腰のブロガー

「ヤッター!着いたヨ〜」

「マジで俺様の天下って感じしてきた!」
ゴックさん「無理しないでクダサイ〜」
観光客が調子乗ってハス池に落ちたら、ゴックさんそら怒られるよね…


このハスの葉っぱを縛ったものは、中にさっきの葯と茶葉を詰めたものだそうです。昔はこうしてハスの香りを茶葉につけていたので、非常に手間がかかって目が飛び出るような値段だったとか…。今は鍋に入れて熱処理をしているそうです。
ハスの甘い香りのもとをいただく作業は、ミツバチのゴールドラッシュ

ちょっとだけ車に乗って、今度は湖のほとりの民家へ。


犬「ハッハッハッ(ようこそ来なんしたなァー)」


作業するおばさん達が家から出てきました。ハスのつぼみが畑から届くのをしばらく待つようです。

ハスのシーズンは毎朝作業しているのでしょう、ハスの花がらが堆積している。

「いい匂いですネー」
ガイドのゴックさんが韓流スターみたいに見えてきました。

「こうやるとホラ!」

「もうひとつのハスみたいデス!」
メレ子「ゴックさん…アイドルみたい…!!!」

「この挑戦、受けて立つデ〜」

メレ子「おひとついかがですか?」
猫「イヤーン」

そうこうしてるうちに、袋いっぱいの獲れたてハスのつぼみが到着しました。

大きなハスの葉っぱを広げて、葯(やく)とそのまわりの小さな花びらだけを取り出す作業にかかります。


小さな花びらはこれはおしべが乾燥してしまわないように一緒にむしり、香りづけの前にふるいにかけるのだそうです。ハスの甘い香りがつまったおしべの葯はガオ・セン(ハスの米)と呼ばれています。




100gのお茶を作るために、ガオ・センは100輪以上必要なのだそう…気の遠くなるような作業ですな〜
ガオ・センはこのあと緑茶の茶葉と混ぜて寝かせたり熱処理したりして、蓮の香りを茶葉に移すそうです。ジャスミン茶や桂花茶(キンモクセイのお茶)の兄弟みたいな感じですね。



ミツバチ「なんやコレは!ゴールドラッシュの再来や!!」
花粉のついたしべは、これはこれで何かに使うのか、ひとつに集められている。ミツバチもこれには大興奮!!!メレ子でいうとタピオカのプールに案内されたようなものだからね…最初の5分間くらいはたしかに驚喜してしまうでしょうね〜、喜びも長くは続かないのが高等生物の哀しさですが…。

犬「ヘッヘッ、キュ〜ンキュ〜ン(わたしの乳もゴールドラッシュです!!)」
メレ子「えっ!?ちょっとコレ大丈夫なの?」
お子さんたちの姿が見当たらないが…犬は深く考えていないようなので、わたしも深く考えないことにする!

「ワイも及ばずながらお手伝いします!」
珍妙な笠をかぶった女が手伝うふりをして花ガラをいじっても、おばちゃん達はいっさい気にとめない。
ハスの甘い香りがお茶でよみがえる!


花の処理を見たあとは、お茶屋さんが並ぶ旧市街に移動。ここでハス茶の試飲・購入ができるそうです。もう買わないとは言えない雰囲気です。買う気マンマンではあるが。

ベトナムのお店って、欧米人向けのブティック等以外はみんな、セメント長屋の店先にちょこちょこ物が並べてあって、歩道にプラスチックのお風呂イスみたいのが置いてあるだけである。

このお店ではハスのお茶のほかに、ジャスミン茶・菊の花茶なども扱っているとのこと。ハス茶と柘植のお茶を買いました。正確な値段は忘れてしまったのだけど、100gで10ドルくらいだったかな。

帰国してから、家で飲んでみることにしました。おお、茶葉にまじってガオ・センがたっぷり入っているね〜

夏だったのでアイスティーにしようとしてみたが、モタモタしすぎてただのぬるいお茶になってしまった。今は冬なので、茶こしつきマグカップでガブガブ飲んでます!お茶うけはいっしょに買ったハスの実の砂糖漬けです。

ベトナムでかいだハスのむせかえるような甘い匂いが、お茶だと上品に立ち上がってとてもおいしいです。あんなにたくさんのハスの香りをかぐ機会が日本ではそもそもないので、伝えるのがとても難しいですが…とてもエキゾチックなので、ベトナム料理店等にあれば頼んでみてください!
おまけ・ハノイのおみやげはステキな虫アクセサリーがイチオシ

ハノイ大教会からすぐそばの通りに、虫のアクセサリーをおいてるお店を見つけました。

うおー!かわいいじゃないか!

調子にの
ってキーホルダーや携帯ストラップなどいろいろ買ってしまいました。ほとんどは日本で売ってる虫アクセでも見られる虫なのですが、トゲグモは見たことない!

いっしょに木の実みたいなのが入ってるのもかわいい。裏から見ると糸を出す糸いぼも見えるし、これは掘り出し物やで…

トゲグモチョーカーで、好きな男性に直球すぎるハエトリグモやアシダカグモのような徘徊性女性も、言外に男をあやつる愛され造網性女性に!

このオブジェ的なやつを作った人は誰だか知らんが狂ってることは間違いないと思います。むやみに楽しそうな感じがかわいさ致死量
「検疫とかあるから、かわいい虫を見つけても写真に撮るだけにしなくては…」と思っていたのですが、虫コレクションのバラエティがおおいに広がり、大満足しました!!ベトナム最高だわ〜
ばらまき土産に好適と思ったのですが、ばらまいても全く喜ばれませんでした。なぜ…
タムコックなどにも行ったのですが、ベトナム旅行記はいったんここで終了です。今後は都内のお出かけ情報などももっと増やしていきたい。