沙東すず

以前はメレ山メレ子という名前で「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログを書いていました

シニングルーム

先月のことになるが、書斎に置くPCデスクを自作した。Flexispotの電動昇降する脚に、R不動産toolboxで別途注文した無垢材の天板を取り付ける。右袖にはCPUスタンド、左袖にはモデムやルーターなどを置く棚、奥にはケーブルトレイ、手前にはキーボードスタンド。すべてが天板に固定されているため、床に余計なものがなくお掃除ロボットが走り回っても問題ない最強の机、こちらを監督・脚本・出演:沙東すず で製作。40箇所くらいにインパクトドライバーでビスを打ち、部材が干渉する部分ではケーブルトレイを切断するなど、予定外の作業はありつつもおおよそ順調に製作は進んだ。すべての部品の固定が終わり、慎重に机をひっくり返してみると、天板に反り止めの金具がついていて(⊙ω⊙)の顔になりました。

(⊙ω⊙)まあ…

(⊙ω⊙)いいか…

DIYだとなにしろ責任が自分にしかないので、だいたいのことは「(⊙ω⊙)まあ…いいか…」で片付けられるのがよい。これが仕事のやらかしだったら、迷惑と気まずさははかりしれない。反り止め金具がついている以外は最強の机です。

壁と天井の塗装、机の完成、さらに本棚の納入により書斎が仕上がったので、家の一画に積み上がっていた本や雑貨の段ボールを開梱できた。ここは強いて言えばリビングだが、ガーナで作った棺桶や壁にかけたアフリカの仮面を眺めながらビールを飲んだり、リングフィットアドベンチャーをしたり、お客さんがソファベッドで寝たりする予定である。リビングにしては棺桶があったりして死に近いので、シニング(死ニング)ルームと呼ぶこととする。そもそもLiveとは要するに死に一歩ずつ近づくことであり、特に悲観的でないときもリブよりは死ブしているというのが実感に近いところがある。

キッチンの中途半端な隙間に置くために注文していた組み立て式の棚がやってきたが、組み立てみた結果、側板の高さを大幅に詰めないと収まらないことがわかった。これは(⊙ω⊙)まあ…いいか… とも言っていられない。

杉の側板を直線カットするだけだし、ホームセンターに持ちこめばいいかと思ったが、ホームセンターでカットできるのはそこで買った木材だけらしい。(⊙ω⊙)そこそこ…困ったな… の顔で最寄りの製材所を検索し、ダメ元で事情をメールしてみたらすぐ「さぞお困りでしょう。お持ち込みいただければ5分ほどでカットさせていただきます」と頼もしすぎる返事が来た。しかも側板2枚のカットを400円でやってくれるらしい。

(⊙ω⊙)好き…なにか他にも注文したい… と思ったが、とりあえず持ち込み時にフルーツゼリーとかを持って行こうと思う。毎回なにかやらかしているので、自分のすることながら飽きないという気持ち。そして(⊙ω⊙)この顔の汎用性が高すぎる。